Session Details

シンポジウム 3 木洩れ陽COPD

Thu. May 15, 2025 1:45 PM - 3:45 PM JST
Thu. May 15, 2025 4:45 AM - 6:45 AM UTC
第5会場 東北大学百周年記念会館 2F 川内萩ホール
座長: 杉浦 久敏(東北大学大学院医学系研究科内科病態学講座呼吸器内科学分野), 大森 久光(熊本大学大学院 生命科学研究部生体情報解析学)
共催:呼吸器学会、日本呼吸ケア・リハビリテーション学会共同企画
「健康日本21(第二次)」(平成25年施行)において、COPDは、がん、循環器疾患、糖尿病と並び、対策を必要とする主要な生活習慣病と位置づけられた。第二次では早期発見・治療介入が、健康寿命の延伸や死亡数の減少に寄与することを期待し、「COPDの認知度の向上」を目標として掲げ、活動されてきた。
今回、新たに「健康日本21(第三次)」においてもCOPDが対象疾患として認定され、この活動を推進する上での基本方針が令和5年5月31日に公表された。COPD対策としては、引き続き認知度の向上を行うことに加え、「COPDの発症予防、早期発見・治療介入、重症化予防」など総合的に対策を講じていくことが重要視され、人口10万人あたり13.3人のCOPD死亡を10年後には10.0まで減少させる、という新たな目標案が掲げられた。
 本目標の達成を目的とし、自治体を含む関係各所の施策の立案に役立つよう、日本呼吸器学会閉塞性肺疾患学術部会を中心に、Project for COPD MOrtality REduction BY 2032 (COMORE-By2032、日本呼吸器学会COPD死亡率減少プロジェクト・通称 木洩れ陽2032)が始動した。この名称にはCOPDに対する様々な取り組みに日差しが降り注ぐことが願いとして込められている。日本呼吸器学会のホームページにはCOPDに関する様々な情報、「早期受診の促進」「診断率の向上と適切な治療介入」を目的とした実行モデルが掲載されている。
本セッションでは、プロジェクトの立案から運営に至るまで主導的な立場で携わっている演者をお招きし、早期発見の重要性、プロジェクトの展開について講演いただく。また職域における肺機能検査に関する疫学調査の結果について講演をいただく。本セッションが、COPD診療の一助になることを期待する。

[S3-3]職域における呼吸機能を用いた気流閉塞の疫学調査―COPDの発症予防、早期発見・早期介入を目指してー

大森 久光1, 尾上 あゆみ1, 窪田 健一2, 野波 善郎2, 吉野 俊美2, 吉田 稔2 (1.熊本大学大学院生命科学研究部環境衛生解析学講座, 2.日本赤十字社熊本健康管理センター)