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[I-P09-04]当院での経皮的心房中隔欠損閉鎖術における各デバイス間の被曝量や手技時間の比較

佐藤 大貴, 阿部 忠朗, 水流 宏文, 額賀 俊介, 馬場 恵史, 塚田 正範, 沼野 藤人, 齋藤 昭彦 (新潟大学医歯学総合病院 小児科)
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Keywords:

心房中隔欠損,カテーテル治療,経皮的心房中隔欠損閉鎖術

【背景】本邦では心房中隔欠損閉鎖術に対してAmplatzer Septal Occluder (ASO)、Occlutech Figulla Flex II Occluder (FF II)、GORE CARDIOFORM ASD Occluder (GCA)の3種類のデバイスが使用されている。低侵襲化が進む中で、被曝量や手技時間の最適化は重要な課題である。当院での症例を対象に、主要3デバイス間での被曝量および手技時間を比較検討した。
【方法】2020年4月から2025年12月に当院で経皮的心房中隔欠損閉鎖術を施行した137例(ASO 43例、FF II 49例、GCA 45例)を対象とした。各デバイス群で面積線量積/体重比(DAP/BW)(Gy・cm2/kg)、透視時間(分)、手技時間(分)を比較し、Kruskal-Wallis検定を行った。
【結果】各群の患者背景は、ASO群は男18女25、22歳(IQR: 9-63)、45.5kg (IQR: 26.3-58.4)、FF II群は男22女27、13歳(IQR: 6-44)、42.6kg (IQR: 19.9-54.4)、GCA群は男18女27、44歳(IQR: 12-61)、47.0kg (IQR: 36.6-61.7)であった。DAP/BWはASO群で0.23 (IQR: 0.15-0.56)、FF II群で0.22 (IQR: 0.15-0.35)、GCA群で0.38 (IQR: 0.27-0.69)であり、ASO群とGCA群、FF II群とGCA群で有意差を認めた(p=0.0152, 0.0004)。透視時間はASO群で18.7 (IQR: 13.3-23.0)、FF II群で18.5 (IQR: 13.3-24.6)、GCA群で24.0 (IQR: 16.9-32.9)であり、ASO群とGCA群、FF II群とGCA群で有意差を認めた(p=0.0026, 0.0151)。手技時間はASO群で84 (IQR: 75-92)、FF II群で88 (IQR: 75-106)、GCA群で99 (IQR: 84-110)であり、ASO群とGCA群で有意差を認めた(p=0.0002)。
【考察】GCAはデリバリーが難しく、留置後の評価にも透視を多用するため、手技時間や透視時間が長くなり、被曝線量も多くなる可能性が示唆された。
【結論】ASOやFF IIはGCAより短い透視時間、手技時間で施行できる可能性がある。