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[II-JSCDJS-P1-1]心筋緻密化に寄与するGFRA2陽性心臓前駆細胞のin vivoにおける細胞系譜追跡解析

上山 敦子1,2, 宮西 真希1, 橋本 和久2, 上田 和利2, 吉原 千華2, 松尾 和彦1, 佐波 理恵1, 石田 秀和2, 北畠 康司2, 八代 健太1 (1.京都府立医科大学 大学院医学研究科 生体機能形態科学, 2.大阪大学大学院 医学系研究科 小児科学)
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Keywords:

心筋緻密化,細胞系譜,透明化・3Dイメージ

【背景】心筋緻密化障害は胎生期の心室肉柱形成異常を特徴とし、拡張型心筋症様の臨床像を呈する予後不良疾患であるが、その遺伝的・分子機構は未だ十分に解明されていない。我々独自の先行研究では、心臓前駆細胞(CPCs)特異的表面抗原として神経栄養因子受容体であるGfra2遺伝子を同定し、Gfra1/2二重ヌル変異マウスが心筋緻密化障害様表現型を示すことを見出した。この背景には、心筋分化後に活性化されるNOTCHシグナル経路の異常が関与しているが、Gfra1/2関連シグナルとNOTCHシグナルの連関機構は未解明である。今回我々は、緻密化障害の原因となる細胞系譜を同定するため、Gfra2陽性CPCsのin vivoにおける細胞系譜追跡解析を行った。【方法】Gfra2-CreERT2ノックインマウスとRosa26 CAG-loxP-STOP-loxP-tdTomato Creレポーターマウスを交配し、E7.5胚の妊娠雌マウスにタモキシフェンを経口投与し、Gfra2陽性CPCsをtdTomatoで標識した。心円筒形成後の胚を抗TNNI3抗体および抗tdTomato抗体で全胚蛍光染色し、CUBIC法による透明化後に光シート蛍光顕微鏡を用いて三次元イメージング解析を行った。【結果・考察】Gfra2陽性CPCsは先行研究と一致して、第1・第2心臓領域由来の左右心室、心室中隔、右室流出路に分布していることを確認した。これらのCPCsが心筋だけでなく心内膜へも寄与している可能性も考えられたため、組織切片を用いて詳細な局在の解析を進めている。またタモキシフェン投与時期や解剖時期を変更して系譜追跡を行い、陽性細胞の分布変化を解析中である。本発表では、これまでに得られた知見を報告する。