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[06経-ポ-03]POMS2と自律神経系解析を用いたボッチャ体験会におけるプレイ環境の検討

*Tatsuhiro Kimura1, Juro Ishii1, Itsuki Namikoshi2, Toru Aoki3 (1. Tokai Univ., 2. Teikyo Univ., 3. Bunkyogakuin Univ.)
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2020年の東京パラリンピックに向けたパラスポーツの普及・振興の取り組み及びパラリンピックの開催は、障がい者に限らず健常者のパラスポーツへの認知度向上やパラスポーツ種目実践への機運の高まりにも十分に寄与したものと思われる。また、健常者向け各種目の体験会においては、参加者が運動による身体的・心理的効果や自身の変化、そしてパラスポーツ種目そのもののもつ楽しさをより実感することが普及・振興のためにも重要であると思われる。その中で本研究では、スポーツイベントを開催する際に、効果をより効率的に創出するためのプレイ環境を検討することを目的とした。
 ボッチャ未経験者(大学生)5名を対象として、集中しやすい条件と集中しづらい条件づくりのためにプレイ環境に制約を加えながら、ボッチャ体験前後の気分変化と自律神経の状態変化をPOMS2(Profile of Mood States 2nd Edition)と心拍変動解析(Heart Rate Variability、HRV)およびポアンカレプロット分析から検討した。
 実験の結果、POMS2では集中しやすい環境下で負の気分項目の減少幅が大きく、かつ正の気分項目が増加した。また、心拍変動解析とポアンカレプロット分析では交感神経の活動が亢進し、副交感神経の活動は低下した。一方、集中しづらい環境下では、負の気分項目の減少幅が小さく、正の気分項目は変化せず、交感神経の活動は低下し、副交感神経の活動は亢進したが小さい変化量であった。
 効果(気分の変化)をより生み出すためには、集中しやすいプレイ環境が重要となることが示唆された。今後の研究として、楽しさを味わいプレイに没頭するためのプレイ環境(条件)を検討し、その効果検証を進めていくことが課題として挙げられる。