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[04生-ポ-05]近赤外線トポグラフィーを用いたストレッチング中の脳活動の可視化

*Yasuhiro Honda1, Yu Aramaki1 (1. Chukyo Univ.)
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ストレッチングは、筋の柔軟性の向上や、筋痙攣を抑制するために用いられ、身体の組織と神経の両方に影響することが知られている。近年では、ストレッチングには両側性の効果が生じることが示されており、ストレッチングは脳に対しても影響を及していることが示唆されている。しかし、ストレッチング中の脳活動の計測手法は確立されておらず、ストレッチング中に脳がどのように活動しているかは未解明である。そのため本研究では、ストレッチング中の脳活動の計測手法を確立するために、近赤外線トポグラフィー(fNIRS)を用いて脳活動の可視化に試みた。健常な成人男性10名が2日間の実験に参加した。ストレッチング課題には2種類のストレッチングを設定し、1日はバリスティックストレッチングを行い、もう1日にはスタティックストレッチングを実施した。ストレッチング課題では右手関節屈曲筋群の20秒間のストレッチングを、高強度8回と低強度8回行った。脳活動の計測にはfNIRSを用いて、ストレッチング課題中の一次体性感覚野(S1)の活動を計測した。解析にはNIRS-SPMを用いて、4つの条件(2種類×2強度)の脳活動マッピングを作成した。有意水準はp<0.05とした。4つの条件において対側S1に有意な賦活が観察された(p < 0.05)。さらにBallistic高強度条件(BH条件)では、対側S1に加え、同側S1、両側頭頂連合野(PA)に有意な賦活が観察された。4つすべての条件で観られた対側S1の賦活は、ストレッチング中の感覚入力によって生じた賦活であると示唆される。また、BH条件で観られた同側S1および両側PAの賦活も、ストレッチングに関連した脳賦活領域であることが示唆される。 本研究は、ストレッチング中の脳活動を可視化した初の研究であり、fNIRSを用いることでストレッチング中の脳活動が計測可能であることを示した。