Presentation Information
[04生-ポ-11]非利き腕による上肢バリスティックトレーニングが左右の上肢プルパワーに及ぼす影響
*Masato Hiei1, Masaaki Kanno1,2,3, Tatsuki Naka1 (1. Shigakkann University, 2. Aichi Gakuin University, 3. Tokai Gakuen University)
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通常のレジスタンスエクササイズ(RE)は、高速で挙上したとしても、動作後半には減速し発揮される速度や力が減少してしまうが、バリスティックエクササイズ(BE)は、通常のREよりも動作開始から終盤まで有意に高い速度と力を発揮することが明らかになっている。しかし、上肢プルエクササイズを対象としたBEの先行研究は、ほとんど見受けられない。 本研究は、ワンハンドダンベルロウの応用エクササイズとして、動作終盤に肩関節を外転・外旋しながら肘関節を素早く伸展するBEのトレーニング介入の効果を検討し、次に非利き腕のトレーニング効果が非トレーニング肢に転移するかどうかを検証した。 大学女子陸上競技短距離選手10名(20±0.8歳)を対象とし、ダンベルを全力で挙上した際に1.3m/sの速度が発揮される負荷を基準として線形ピリオダイゼーションモデルを用い、介入期間の8週間を2週間毎に負荷を5、10、5%ずつ増加させた。反復回数はそれに応じて11回、9回、5回、3回に減少させて、それぞれ3セットを週2回行った。介入前後に5kg、9kg、12kgの負荷でベンチプルエクササイズのパワーを測定した。さらに、コントロールテストとして、トレーニング介入の8週間前にも同様の測定を行った。 トレーニング介入8週間前から介入前までの期間では、トレーニング肢、および非トレーニング肢ともに、いずれの負荷における体重当たりの平均パワーに変化は認められなかった。介入後は介入前と比較して、トレーニング肢において体重当たりの平均パワーがいずれの負荷においても有意に向上した。また、非トレーニング肢において体重当たりの平均パワーが5kgにおいて有意に向上した。 本研究の結果から、バリスティックワンハンドダンベルロウのトレーニングは上肢プルパワーを向上させ、軽負荷においては非トレーニング肢にもトレーニング効果が転移した可能性が認められた。
通常のレジスタンスエクササイズ(RE)は、高速で挙上したとしても、動作後半には減速し発揮される速度や力が減少してしまうが、バリスティックエクササイズ(BE)は、通常のREよりも動作開始から終盤まで有意に高い速度と力を発揮することが明らかになっている。しかし、上肢プルエクササイズを対象としたBEの先行研究は、ほとんど見受けられない。 本研究は、ワンハンドダンベルロウの応用エクササイズとして、動作終盤に肩関節を外転・外旋しながら肘関節を素早く伸展するBEのトレーニング介入の効果を検討し、次に非利き腕のトレーニング効果が非トレーニング肢に転移するかどうかを検証した。 大学女子陸上競技短距離選手10名(20±0.8歳)を対象とし、ダンベルを全力で挙上した際に1.3m/sの速度が発揮される負荷を基準として線形ピリオダイゼーションモデルを用い、介入期間の8週間を2週間毎に負荷を5、10、5%ずつ増加させた。反復回数はそれに応じて11回、9回、5回、3回に減少させて、それぞれ3セットを週2回行った。介入前後に5kg、9kg、12kgの負荷でベンチプルエクササイズのパワーを測定した。さらに、コントロールテストとして、トレーニング介入の8週間前にも同様の測定を行った。 トレーニング介入8週間前から介入前までの期間では、トレーニング肢、および非トレーニング肢ともに、いずれの負荷における体重当たりの平均パワーに変化は認められなかった。介入後は介入前と比較して、トレーニング肢において体重当たりの平均パワーがいずれの負荷においても有意に向上した。また、非トレーニング肢において体重当たりの平均パワーが5kgにおいて有意に向上した。 本研究の結果から、バリスティックワンハンドダンベルロウのトレーニングは上肢プルパワーを向上させ、軽負荷においては非トレーニング肢にもトレーニング効果が転移した可能性が認められた。
