Presentation Information

[08測-ポ-05]大学生におけるガム咀嚼が自律神経系に及ぼす影響

*Tomohisa Yokoya1, Takanori Noguchi1, Hiroki Sugiura1, Takayoshi Yamada2 (1. Fukui University of Technology, 2. Fukui University)
<div class="is-print-hide" style="height:0; overflow:hidden; max-width:100%; padding-bottom:84%; position:relative;"><iframe allow="fullscreen" allowfullscreen="true" frameborder="0" src="https://confit2.atlas.jp/articles/event/jspehss73/slide/C000036", style="height:100%; left:0; position:absolute; top:0; width:100%;"></iframe></div>
咀嚼は、食物を粉砕し栄養を摂取しやすくするだけではなく、心身にもたらす様々な効果があると指摘されており、スポーツの場面でもガム咀嚼が有効であると報告がある。鈴木らは、ガムが固いほど、酸素摂取量、心拍数、血圧が有意に高値を示したとの報告もある。しかしながら、ガムを咀嚼することによって、ヒトの自律神経系に対して、具体的にどのような影響をもたらすかについての報告は少ない。よって、本研究の目的は、より客観的に評価可能である「疲労・ストレス測定システム」を用いて、ガム咀嚼が男子大学生の自律神経系に及ぼす影響について明らかにすることであった。被験者は、福井工業大学スポーツ健康科学部男子学生10名(身長173.7±4.1㎝、体重71.3±5.7kg)を対象とした。初めに静音な部屋において椅子に座り、疲労・ストレス測定システム(疲労化学研究所、VM302)を使用して、自律神経系(交感神経、副交感神経、交感神経と副交感神経のバランス、自律神経の全体の働き)のストレス度を測定した。次に販売されている保健機能食品キシリトールガム2個を10分間咀嚼し、上述した内容により再び自律神経系を測定した。なお、測定時間は60秒間とした。統計解析には、2群(ガム咀嚼前とガム咀嚼後)の平均値の差の検定(t-検定)を実施した。本研究の統計的有意水準は5%とした。本研究の結果、平均心拍数、最小心拍数、最大心拍数に、有意な差が認められなかったものの、減少傾向を示したことによってガム咀嚼により何らかのリラックス効果があると推察される。また、HFおよびLF/HFにおいて有意な増加が認められた。したがって、ガムを咀嚼することにより、リラックス効果が認められたことで、ストレスの低下には有効であろう。