Presentation Information

[08測-ポ-20]慣性センサを用いた跳び箱運動の踏切技能の測定評価に関する研究

*Kazutaka Murata1,4, Kentaro Nobori4, Koichiro Ichitani3,4, Masato Maeda2 (1. Taisei Gakuin University, 2. Kobe University, 3. Osaka Electro-Communication University, 4. Graduate School of Human Development and Environment, Kobe University)
<div class="is-print-hide" style="height:0; overflow:hidden; max-width:100%; padding-bottom:84%; position:relative;"><iframe allow="fullscreen" allowfullscreen="true" frameborder="0" src="https://confit2.atlas.jp/articles/event/jspehss73/slide/C000111", style="height:100%; left:0; position:absolute; top:0; width:100%;"></iframe></div>
被験者は健康な成人男性6名,成人女性3名の合計9名とし,実験試技は跳び箱6段(高さ115cm,奥行120cm)の開脚跳びとした。被験者の腰部後面にウエストポーチを装着させ,その中に慣性センサ(AMWS020, ATR-Promotions社)1台を入れた。慣性センサにより加速度と角速度を1000Hzのサンプリング周波数で測定し,跳躍の様子を側方15mの位置と踏切板付近に設置したハイスピードカメラ(DSC-RX0,Sony社)を用いて撮影した。ハイスピードカメラのフレームレートは960fps,シャッタースピードは1/1000秒とした。慣性センサから得られた加速度と角速度からセンサフュージョンの手法を用いてグローバル加速度を算出し,鉛直成分から重力加速度の影響を取り除いたリニア加速を算出した。さらに,リニア加速度を時間積分することによってリニア速度を算出した。リニア加速度とリニア速度の鉛直成分を利用して予備踏切局面の滞空時間と踏切板との接地時間を算出し,ハイスピードカメラの映像から測定した予備踏切局面の滞空時間と踏切板との接地時間を比較した。慣性センサから算出した予備踏切滞空時間と映像から測定した予備踏切滞空時間はr=0.959,踏切板接地時間はr=0.915であり,非常に高い相関を示した。また,被験者のうち,唯一跳び箱を跳び越すことができなかった被験者Eは踏切板との接地時間が最も長いことが分かった。