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[09方-ポ-07]部活動とクラブチームの指導者の指導理念と活動内容の比較部活動の地域移行時の課題とは

*Koki Tanimoto1, Tomohiro Noguchi2 (1. Graduate School of Nihon University, 2. College of Humanities and Sciences,Nihon University)
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学校教育の一環として行われる部活動には生徒に対する暴言、暴力や教員の負担、持続可能性などさまざまな問題が存在し、それらの解決の糸口として運動部活動の地域移行が提言されている(スポーツ庁、2022)。地域移行に際しても様々な問題が表出している(青柳、2021)が、筆者は学校教育の一環として行われている運動部活動の教育的価値に着目し、現在部活動と民間クラブが協力関係にある「競泳」をターゲットにして、地域に運動部活動が移行した際の課題を、明確にすることを研究の目的とした。
 方法は、部活動指導者4名とスイミングクラブ指導者4名に半構造化インタビューを実施した。得られた回答を逐語化し、KJ法を用いて指導者群ごとにグルーピングを行い、カテゴリー、サブカテゴリーを生成した。それらを部活動指導者とスイミングクラブ指導者間で比較を行った。質問事項は「指導者とチームの情報」「指導理念は何か」「水泳技術育成上の工夫したことは何か」「ライフスキル育成上の工夫したことは何か」「選手との関わり方や選手のモチベーションアップ、そのためにチームマネジメントで工夫したことは何か」「指導者が必要な学び、実際に行っていることは何か」であった。
 その結果、「競技」と「人間形成」を結び付けて指導をするという指導理念は、部活動指導者とスイミングクラブ指導者間で共通していた。しかし、部活動では「マネージャー」が存在するが、スイミングクラブにはいない。スイミングクラブでは水泳以外にも「ヨガ」などの講師を起用したトレーニングが可能だが、部活動ではできないなど、環境の違いによるアスリートへのバックアップ体制の違いが見られた。これらのことから、部活動とスイミングクラブそれぞれの特徴を確認することができたが、実際に地域移行後にスイミングクラブで部活動を運営する場合、どのような点に注意すべきかについては、当日発表する。