Session Details
交流集会5 ベトナムにおける緩和ケアの現状と必要な人材育成:日本に求められる国際協力
Fri. Jun 19, 2026 7:00 PM - 8:00 PM JST
Fri. Jun 19, 2026 10:00 AM - 11:00 AM UTC
Fri. Jun 19, 2026 10:00 AM - 11:00 AM UTC
第5会場
企画代表者: 須藤 恭子(国立看護大学校)
企画協力者: THE, THAN Ha Ngoc(University of Medicine and Pharmacy at Ho Chi Minh City),QUYNH, NGUYEN Hoang (University of Medicine and Pharmacy at Ho Chi Minh City),飯野 京子(国立看護大学校),清水 陽一(国立看護大学校),關本 翌子(国際医療福祉大学成田病院),中山 祐紀子(越川病院),森 真喜子(国立看護大学校)
企画協力者: THE, THAN Ha Ngoc(University of Medicine and Pharmacy at Ho Chi Minh City),QUYNH, NGUYEN Hoang (University of Medicine and Pharmacy at Ho Chi Minh City),飯野 京子(国立看護大学校),清水 陽一(国立看護大学校),關本 翌子(国際医療福祉大学成田病院),中山 祐紀子(越川病院),森 真喜子(国立看護大学校)
ベトナムでは、心血管疾患やがん等の非感染性疾患が主要な死因ですが、がん患者の約70%が末期で診断されるなど、予防や治療は必ずしも行き届いていない現状があります。このような背景から緩和ケアのニーズが高まっており、2006年には、がんおよびHIV/AIDS患者を対象とした国家緩和ケアガイドラインが、2022年には非がん疾患を含むガイドラインも策定されました。しかし、緩和ケアの提供は大都市の中央病院や専門医療機関に限られ、下位レベルの医療機関も含めた医療従事者に対する体系的な緩和ケア教育の充実は喫緊の課題です。そのため、私たちは2025年より、医療技術等国際展開推進事業「ベトナムにおける医療従事者のための緩和ケアに関する知識と技術の向上」を実施し、緩和ケア研修モジュールの作成と実施、看護基礎教育における緩和ケア科目カリキュラムの作成と開講、さらに事業終了後もベトナム国内で人材育成が継続される体制づくりに取り組んでいます。本事業は、医療保険制度や専門職教育を基盤として発展してきた日本の緩和ケアの実践と教育の知見をベトナムと共有し、活用してもらうことを目的としています。日本では、日本緩和医療学会が行う医療従事者を対象とした体系的な研修により、緩和ケア人材の育成と質の向上が図られており、こうした人材育成の考え方や研修の枠組みは、ベトナムにも応用可能であると考えます。本集会では、ベトナム緩和医療学会長をお迎えし、現地の緩和ケアの現状と課題を共有いただくとともに、日本の経験がベトナムの緩和ケアニーズにどう応え得るのかについて参加者の皆さまと意見交換を行い、今後の国際協力のあり方を検討します。
