Session Details
[PW9]Presidential Workshop 9_How to Respond to the Patient's "I Want to Work"? An Experiential Workshop on Psychotherapy and Psychological Assessment for Psychiatrists Supporting Personal Recovery
Sat. Jun 20, 2026 9:00 AM - 12:30 PM JST
Sat. Jun 20, 2026 12:00 AM - 3:30 AM UTC
Sat. Jun 20, 2026 12:00 AM - 3:30 AM UTC
L会場(パシフィコ横浜ノース 4F G404)
Chairpersons:Teruo Hayashi(Nishikawa Hospital), Sousei Yamaguti(Department of Community Mental Health and Law, National Institute of Mental Health, National Center of Neurology and Psychiatry)
Facilitators:Teruo Hayashi, Sousei Yamaguti, Takashi Uchino, Shusaku Fukutake, Takashi Hara
Main Coordinator:Teruo Hayashi
Sub Coordinator:Sousei Yamaguti
Facilitators:Teruo Hayashi, Sousei Yamaguti, Takashi Uchino, Shusaku Fukutake, Takashi Hara
Main Coordinator:Teruo Hayashi
Sub Coordinator:Sousei Yamaguti
【事前申込制】【オンデマンド配信対象外】
外来診療の中で、患者から「そろそろ働けるでしょうか」「働きたいけれど不安です」といった問いかけを受ける機会は、確実に増えている。患者の希望や不安、葛藤に対して、私たちはどのように対応できるでしょうか?本ワークショップでは、講義・事例検討・グループワークを通して、参加者とともに「働きたい」について学び合う機会を提供することを目的とする。
近年、精神科医療を取り巻く環境は大きく変化している。長期入院から地域生活への移行が進み、外来患者数が増加するなかで、メンタルヘルス不調によるひきこもりや休職、復職支援といった課題への対応が日常診療の中に組み込まれるようになった。また、障害者雇用促進法の改正や企業のダイバーシティ推進により、精神障害者の一般就労は現実的な選択肢となった。かつては「夢」とされた地域での生活と就労の両立が、いまや社会的に実現可能な目標となっている。加えて、パーソナル・リカバリーの概念が広く浸透する中、「働くこと」は単なる経済活動ではなく、「自分らしく生きること」そのものに深く関わるテーマとなっている。
このような中、診療現場では、もはや「症状を軽減する」だけでなく、患者が暮らす地域や家族関係、働く環境、社会的ネットワークといった広い文脈を見据えた支援が求められている。すなわち、精神科医には医学的治療者であると同時に、生活・社会の再構築を共に考える「伴走者」としての姿勢が問われている。一方で、患者の「働きたい」という意欲にどう応えるのか、治療者として何を評価し、どのように支援者や制度につなぐべきかについて、多くの臨床家が悩みを抱えているのも事実である。時に、診察室での一言が患者の希望を支えもすれば、折ってしまうこともある。精神科医は、診断や症状の評価だけでなく、「その人が何を大切にしているのか」「どのような支援関係のもとで力を発揮できるのか」といった社会的・心理的アセスメントの視点を持つ必要がある。
本ワークショップでは、実際の外来・地域支援の事例をもとに、「本人の思いを尊重しつつ、診察場面でどのように応答するか」「就労への希望を具体的支援につなげるにはどうすればよいか」「多職種と連携しながら支援を継続するには何が必要か」といった臨床的課題を、多角的に検討する。加えて、精神保健福祉士や就労支援に携わる医師から、伴走型個別就労支援(IPS: Individual Placement and Support)の理論と実践、ソーシャルアセスメントの方法論、チームビルディングにおける葛藤と協働の意義を共有する。さらに、参加者自身が「自分ならどう関わるか」を考えるグループディスカッションを通じ、実践的な知見を深化させる。
本ワークショップは、就労という具体的テーマを通じて、精神科医が日々の診療で直面する「本人中心の支援」「心理社会的視点の統合」「多職種協働支援」のあり方を再考する場となることを目指す。個々の患者の希望を臨床にどう活かすかを共に探究する時間を、多くの精神科医と共有したい。
近年、精神科医療を取り巻く環境は大きく変化している。長期入院から地域生活への移行が進み、外来患者数が増加するなかで、メンタルヘルス不調によるひきこもりや休職、復職支援といった課題への対応が日常診療の中に組み込まれるようになった。また、障害者雇用促進法の改正や企業のダイバーシティ推進により、精神障害者の一般就労は現実的な選択肢となった。かつては「夢」とされた地域での生活と就労の両立が、いまや社会的に実現可能な目標となっている。加えて、パーソナル・リカバリーの概念が広く浸透する中、「働くこと」は単なる経済活動ではなく、「自分らしく生きること」そのものに深く関わるテーマとなっている。
このような中、診療現場では、もはや「症状を軽減する」だけでなく、患者が暮らす地域や家族関係、働く環境、社会的ネットワークといった広い文脈を見据えた支援が求められている。すなわち、精神科医には医学的治療者であると同時に、生活・社会の再構築を共に考える「伴走者」としての姿勢が問われている。一方で、患者の「働きたい」という意欲にどう応えるのか、治療者として何を評価し、どのように支援者や制度につなぐべきかについて、多くの臨床家が悩みを抱えているのも事実である。時に、診察室での一言が患者の希望を支えもすれば、折ってしまうこともある。精神科医は、診断や症状の評価だけでなく、「その人が何を大切にしているのか」「どのような支援関係のもとで力を発揮できるのか」といった社会的・心理的アセスメントの視点を持つ必要がある。
本ワークショップでは、実際の外来・地域支援の事例をもとに、「本人の思いを尊重しつつ、診察場面でどのように応答するか」「就労への希望を具体的支援につなげるにはどうすればよいか」「多職種と連携しながら支援を継続するには何が必要か」といった臨床的課題を、多角的に検討する。加えて、精神保健福祉士や就労支援に携わる医師から、伴走型個別就労支援(IPS: Individual Placement and Support)の理論と実践、ソーシャルアセスメントの方法論、チームビルディングにおける葛藤と協働の意義を共有する。さらに、参加者自身が「自分ならどう関わるか」を考えるグループディスカッションを通じ、実践的な知見を深化させる。
本ワークショップは、就労という具体的テーマを通じて、精神科医が日々の診療で直面する「本人中心の支援」「心理社会的視点の統合」「多職種協働支援」のあり方を再考する場となることを目指す。個々の患者の希望を臨床にどう活かすかを共に探究する時間を、多くの精神科医と共有したい。
[PW9-1]How to Respond to the Patient's "I Want to Work"? An Experiential Workshop on Psychotherapy and Psychological Assessment for Psychiatrists Supporting Personal Recovery
Teruo Hayashi (社会医療法人清和会西川病院)
[PW9-2]How to Respond to the Patient's "I Want to Work"? An Experiential Workshop on Psychotherapy and Psychological Assessment for Psychiatrists Supporting Personal Recovery
Sousei Yamaguti (国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所地域精神保健・法制度研究部)
[PW9-3]How to Respond to the Patient's "I Want to Work"? An Experiential Workshop on Psychotherapy and Psychological Assessment for Psychiatrists Supporting Personal Recovery
Takashi Uchino (東邦大学医学部社会実装精神医学講座)
[PW9-4]How to Respond to the Patient's "I Want to Work"? An Experiential Workshop on Psychotherapy and Psychological Assessment for Psychiatrists Supporting Personal Recovery
Shusaku Fukutake (社会医療法人高見徳風会希望ヶ丘ホスピタル)
