Session Details

[1BT-05]New Insights Opened Up by Live Cell: The Frontiers of Innovation and Discovery

Wed. Nov 27, 2024 11:45 AM - 12:35 PM JST
Wed. Nov 27, 2024 2:45 AM - 3:35 AM UTC
Room 5(Fukuoka International Congress Center, 4F 409+410)
Chairperson:Mitsunori Ota(Promega K.K.)
講演1
DNA損傷が引き起こすアポトーシスの経時的モニタリング:抗がん剤の効果を増強するSLFN11 の謎に迫る!

プラチナ製剤やトポイソメラーゼ阻害剤などのDNA障害型抗がん剤は、半世紀にわたり様々ながん種で使用されていますが、いまだに実臨床で利用可能な効果予測バイオマーカーが存在しません。2012年にDNA障害型抗がん剤の効果を高めることが報告されたSchlafen 11 (SLFN11)は、約半数のがん症例で発現が認められることから、バイオマーカーとしての期待が高まっています。一方で、その作用機序については謎が多く残されています。セミナーでは、SLFN11依存的なアポトーシスの発見とそのメカニズム、さらにプロメガ社RealTime-GloTM Apoptosis Assayを用いたアポトーシスの経時的モニタリングについて紹介します。

講演2
Seeing is Believing! NanoLuc® 発光テクノロジーで広がるイメージングの世界

弊社のNanoLuc® ルシフェラーゼはホタルルシフェラーゼの約100倍の輝度を誇る深海エビ由来の発光酵素であり、スプリット型のNanoBiT®を含めた一連の技術は、レポーターとして細胞内の遺伝子発現解析やタンパク質間あるいはタンパク質:低分子化合物の相互作用解析などに広く利用されています。 NanoLuc® は高輝度であるために、内在レベルのわずかなタンパク質の発現や分解、相互作用などをリアルタイムに捉えることが可能となり、細胞内でおこる重要なイベントをこれまで以上に高感度で検出することができます。今回新たに発売する発光イメージャー GloMax® Galaxy を使用することで、従来の蛍光観察で問題となっていた光毒性&光褪色の影響をほとんど受けず、細胞にやさしい、真のタンパク質観察を実施することができます。

[1BT-05-01]Continual monitoring of DNA damage-induced apoptosis: Revealing the mechanisms of SLFN11-dependent anti-cancer drug sensitivity

〇Junko Murai1 (1.Proteo-Science Center, Ehime University)
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[1BT-05-02]Seeing is Believing! NanoLuc®: The World of Imaging Expanded by Luminescence Technology

〇Michiko Momoi1 (1.Promega K.K.)
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