Session Details

[2F-11]【J】Cryo-electron microscopy network user group meeting

Thu. Dec 4, 2025 7:15 PM - 8:30 PM JST
Thu. Dec 4, 2025 10:15 AM - 11:30 AM UTC
Room 11(Pacifico Yokohama Conference Center 4F, 414+415)
Organizer: Kazuhiro Abe (Hokkaido University), Ryoji Suno (Kansai Medical University)
クライオ電子顕微鏡解析技術の目覚ましい進歩によって、構造生物学は大きな発展を遂げた。今やクライオ電子顕微鏡装置は世界中に導入され、日々新しいタンパク質の立体構造が解き明かされている。さらに細胞や組織内のタンパク質をそのまま構造解析するin situ構造解析の発展も期待されている。日本国内では、クライオ電子顕微鏡解析を支援するため、AMED生命科学・創薬研究支援基盤事業(BINDS)の支援システム“クライオ電顕ネットワーク”が存在し、国内に整備されたクライオ電子顕微鏡装置を利用できる環境が整っている。これによって、これまでタンパク質の構造解析を行ったことのない研究者であっても、クライオ電子顕微鏡を用いた構造解析に取り組むことができる。本フォーラムでは、既存ユーザーや今後利用を考えている研究者へ最先端の取り組みを紹介するだけでなく、アンケートを通して、また会場においても、ユーザーグループ、クライオ電顕施設側への要望や幅白い意見を取り入れる場を設け、日本のクライオ電子顕微鏡を取り巻く現状について多角的な議論を行う。

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