MMIJ Annual Meeting 2014
Mar 26 - Mar 28, 2014Institute of Industrial Science, The University of Tokyo
MMIJ Annual Meeting 2014
Mar 26 - Mar 28, 2014Institute of Industrial Science, The University of Tokyo
[21-02]Effect of electrolysis factor on the appearance and morphology of Ni deposited from chloride electrowinning solution
中野 博昭1、〇佐藤 佑樹2、高橋 崚2、大上 悟2(1. 九州大学、2. 九州大学大学院)
司会:村山 憲弘(関西大学)
塩化物系電解採取浴からのNi電析物について,その明度,結晶形態,結晶配向性に及ぼす浴中不純物(Mn),電流密度,pHの影響について調査した。電析Niの明度は,pHが高くなる程低下し,電流密度300A/m2で最も低くなった。また,Mnが存在すると低下した。pHが高くなる程,電析Niへの酸化物の巻き込みが増加した。酸化物の巻き込みは,電流密度300A/m2でやや多くなった。電析Niの明度は,Ni酸化物の共析により低下すると考えられる。Mnが存在すると陽極で酸化されたMn酸化物の微粒子が電析Niの明度,結晶組織に影響を及ぼすことが考えられる。