Presentation Information
[22-02]Development of Environmentally Sound Recycling Process of Precious Metals
〇岡部 徹1、野瀬 勝弘1、谷ノ内 勇樹1 (1. 東京大学)
司会:山口 勉功(岩手大学)
世界的な環境規制の高まりとともに、白金(Pt)をはじめとする白金族金属の需要が今後も増加すると予想される。資源循環型の環境立国を目指す日本にとって、Ptなどの資源の安定確保は重要な課題である。加えて、環境調和型のリサイクルプロセスを構築し、資源供給国の環境保全に努めることも技術立国である日本の責務であると考えられる。最近の貴金属製錬・リサイクルの諸状況を踏まえ、本講演では、環境調和型のリサイクル技術について紹介する。具体的には、酸化剤を含まない塩酸などの酸で貴金属を溶解し、有害な廃液の発生量が少ない環境調和型の新しいリサイクルプロセスなどの紹介を行う。また、貴金属を効率良く物理的に分離する新しい手法についても紹介する。廃棄物を回収した業者が大規模製錬所に廃棄物を持ち込まなくても大部分の貴金属をその場で回収できる新技術が開発できれば、貴金属のリサイクルの新しい流通経路とビジネスモデルが出現する可能性がある。
