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[24-04]Recovery of IC Chip using superheated steam
〇鶴田 隆浩1、大矢 仁史1、井上 信宏2、小森 裕司2、古西 政和2 (1. 北九州市立大学、2. アステック入江)
司会:ドドビバ ジョルジ(東京大学)
日本は天然資源に乏しく、ほとんど輸入に頼っている。しかし、日本には都市鉱山という多くの地上資源が存在する。その中でも廃電子回路基板上のICチップ等は、多くの貴金属やレアメタルを含んでおり、リサイクルする価値が高い。現在は、粉砕/単体分離、物理選別で、物理的に分離、回収しているが、うまく分離できず、回収率が落ちてしまう。そこで、基板からICチップ等を残さず回収し、効率よくリサイクルする方法として、過熱水蒸気を用いて、物理化学的方面からリサイクルすることを試みた。過熱水蒸気とは、100°C以上で完全に気体状の飽和水蒸気のことで、空気に比べ、高エンタルピーや比熱が高いなどといった特性をもっている。この過熱水蒸気を廃電子回路基板に当てることで、はんだを融かし、ブラシ等で掻き取ることで、基板と電子部品に簡単に分離することができ、ICチップを回収することができる。これにより、ICチップを高品位でリサイクルすることが可能である。
