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[34-05]Assessment of Soil Erosion at the Rehabilitation Area in Indonesian Coal Mine

濱中 晃弘1、島田 英樹1、笹岡 孝司1、松井 紀久男1、宮島 郁夫1、一ノ瀬 政友2 (1. 九州大学、2. 都市基盤・環境・資源センター)
司会:村上 進亮(東京大学)
日本はインドネシアから年間約3,000万tもの石炭を輸入しており、それはオーストラリアに次ぐ第2位の石炭輸入先である。インドネシアでは石炭のほとんどが露天掘り(地下に賦存する資源を地表より剥土することで開発する工法)により採掘されているため、河川や周辺環境に多大な影響を与える。また、インドネシアでの石炭の生産量はここ20年程度の間に飛躍的な増加を示しており、今後も石炭資源開発は飛躍的に増加していくものと予想されるため、鉱山開発に伴う周辺環境への影響も増大していくものと考えられる。したがって、周辺環境への影響を最小限にした環境負荷低減型の持続可能な資源開発が重要と考える。インドネシアは熱帯雨林気候に属しており、年間降雨量が多く、雨季にはスコールなどの短期的な集中豪雨が頻発する。そのため、露天掘り鉱山の採掘跡地において激しい豪雨による土壌浸食が深刻な問題となっているが、採掘跡地の中長期的な維持・管理のためには対象区域の土壌浸食を事前に評価し、有効な対策を講じる必要がある。そこで、本報告では土壌浸食の評価およびその対策に関して、室内人工降雨実験により種々検討した結果を述べる。