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[34-06]Effect of Weathering of Waste Rock to Acid Mine Drainage Generation in Open-pit Coal Mine, Indonesia

松本 親樹1、濱中 晃弘1、島田 英樹1、笹岡 孝司1、松井 紀久男1、一ノ瀬 政友2 (1. 九州大学、2. 都市基盤・環境・資源センター)
司会:村上 進亮(東京大学)
インドネシアの東カリマンタン島に位置するKPC鉱山は国内最大級の露天掘り石炭鉱山であり、近年の世界中でのエネルギー資源の急激な需要増加から増産が策定されており、採掘ピット拡大の検討がなされている。現在、本鉱山においては開発に伴い発生する環境問題として、酸性鉱山廃水(Acid Mine Drainage、以下AMD)が最も問題視されている。AMDは採掘により発生した廃石が酸素や水に暴露することで強い酸性水が発生する問題であり、今後の開発の活発化に伴い増加することが予想される。本鉱山ではAMDの原因となる黄鉄鉱を含有する廃石への水や酸素の接触を制限することでAMDを抑制するカバーシステムが採用されている。しかし、本システムによるダンピングサイト施工時に廃石が風雨に曝され、風化することによる土壌流出およびAMDの発生が懸念されている。そこで本研究では、AMD発生の要因の一つとして考えられる貯鉱段階における廃石の風化、すなわち風雨による風化がAMDの発生に与える影響に関して、インドネシアより採取した廃石を用いて試料の各種分析を行い、風化試験前後の性状を比較することで種々検討を行った。