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[35-06]Sorption characteristics of arsenate onto bimetallic and trimetallic layered double hydroxides produced by microwave-assisted hydrothermal method

高木 悠1、邱 心泓1、平島 剛1、笹木 圭子1 (1. 九州大学)
司会:篠田 弘造(東北大学)
マイクロ波水熱処理法を用いて、Ca-Al系層状複水酸化物(LDH)およびCaの一部をMgに置換した3金属系LDHの合成条件を検討し、XRD上でそれぞれ単一相の結晶を得ることに成功した。ヒ酸イオンの収着平衡濃度は両収着体とも同等であったが、収着速度は3金属系LDHのほうが速かった。ヒ酸収着過程において、両LDHのホスト相からCaイオンとAlイオンが溶出し、平衡後の固体残渣のXRDには、2金属系LDHの場合には、収着剤であるLDHのほかCa3(Al(OH)6)2も認められた。平衡後の固体残渣中のヒ酸収着量はいずれもCHN分析結果から推定した合成LDHの最大陰イオン収着容量には達していなかった。以上のことから、MgがLDHのホスト層に混入することにより、ヒ酸収着機構はインターカレーションにより偏り、Mgが含まれない場合には、これに加えて、Ca3(Al(OH)6)2との共沈も働いていることが示唆される。