Presentation Information
[B2-12]バイオフィルター用テーラーメイド細孔構造を有する窒化ケイ素多孔体の開発
植田亘, 太田能生,○北山幹人 (福岡工業大学大学院生命環境科学専攻)
司会:高須登実男(九工大)
Keywords:
窒化ケイ素,多孔体,バイオフィルター,複合細孔構造,微生物コンソーシアム
酵母菌と乳酸菌をそれぞれ好気性と嫌気性のモデル微生物として用い、開発されたマイクロ-マクロ複合細孔構造を有する窒化ケイ素多孔体担体に、それぞれの微生物を単独で、或いは混合して担持し、酸素飽和グルコース水溶液を通液した。酵母菌単独では、バイオフィルムは形成されず、結果として担持された微生物の量は極めて少なかった。これに対して、乳酸菌単独では、バイオフィルムが形成され、マクロ細孔表面のみならず、マクロ細孔間のマイクロ細孔内にも微生物とEPSから成るネットワーク構造を形成した。酵母菌と乳酸菌を同時に担持した場合もバイオフィルムが形成され、酵母菌と乳酸菌の微生物コンソーシアムが発現した。乳酸生成量の増加は、マクロ細孔を取り囲むようにEPSが形成された結果、マクロ細孔間のマイクロ細孔内が嫌気性雰囲気になっていることを示唆する。さらに、微生物コンソーシアムからは、単独の場合には観察されなかった多くの代謝物の生成が確認され、このことは、バイオフィルターがターゲットとしている「好気性-嫌気性微生物コンソーシアム」からの「単独の微生物では生産することのできない有用物質の生産」の可能性を示唆している。
<a href="http://confit-fs.atlas.jp/customer/mmij2014b/pdf/B2-12.pdf" target="_blank"></a>
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