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[B5-4]廃棄物の減容化を目指した都市鉱山からのイオン液体による有用資源の直接回収技術の創生

北義弘1, 新井剛2, 十時一晃1 (1.芝浦工業大学大学院 理工学研究科 材料工学専攻, 2.芝浦工業大学 工学部 材料工学科)
司会:小山和也(千葉工大)

Keywords:

イオン液体,都市鉱山,電解析出

現在、都市鉱山中に含まれるレアメタルの湿式分離・回収は、主に溶媒抽出法を中心に研究が行われている。本法は大量処理が可能である一方、多量の有機廃液が発生するため、環境負荷の増大が懸念されている。そこで筆者らは、不揮発性、高イオン伝導性等の特徴を有するイオン液体を抽出剤に用い、抽出反応と電気化学反応を組み合わせた複合反応系を提案した。本法により前述の溶媒抽出法の問題点が改善されると考えられる。既往の研究成果より、イミダゾリウム系カチオンを有するイオン液体は、金属イオンに対して選択制があり、また抽出された金属イオンを電気化学反応によって直接回収可能できることが示された。本研究ではPd(II)を中心に、イオン液体中に抽出された金属イオンの電気化学挙動、及びイオン液体を希釈し、粘性を下げた際の金属イオンの抽出挙動、電気化学挙動と電析物の性状に及ぼす影響について検討した。本会では、希釈の有無にかかわらずイオン液体の抽出能は保持され、抽出された金属イオンは価数変化し、電解析出によって直接回収であることが明らかとなり、希釈の有無によって析出した金属の性状に差異が確認されたので、報告する。

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