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[B5-9]溶媒抽出によるベースメタルからのRh(III)/Pd(II)/Pt(IV)分離

成田弘一, 森作員子, 田中幹也 ((独)産業技術総合研究所)
司会:大上悟(九大)

Keywords:

溶媒抽出,白金族金属,アミド,アミン,ベースメタル

自動車排ガス浄化触媒には、ロジウム、パラジウム及び白金が含まれることから、廃触媒からの金属回収技術の向上が喫緊の課題となっている。白金族金属の分離精製には、溶媒抽出法が広く用いられているが、ロジウムに対しては、有効な工業用抽出剤が存在しないため、ほとんどのプロセスにおいて抽出残液から最後に回収されている。当グループではN,N-二置換アミド含有3級アミン化合物が、塩酸溶液からのロジウム抽出分離に関して優れていることを見出しており、さらに、長鎖の分岐アルキル基を有するN-2-エチルヘキシル-ビス(N,N-ジ-2-エチルヘキシルエチルアミド)アミン化合物(EHBAA)が強酸等との接触に対しても安定であることが分かった。本研究では、EHBAAを用いて、塩酸溶液中のRh(III)、Pd(II)、Pt(IV)、Fe(III)、Cu(II)及びNi(II)の抽出実験を行い、選択的に白金族金属を分離回収可能なプロセスの構築を試みた。

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