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[B7-5]アルミニウムの電析技術

岡本篤志, 松田純一, 安藤節夫 (日立金属株式会社)
司会:三宅正男(京都大学)
アルミニウム(Al)は身近な素材の一つであるが、その電気化学的特性はリチウム(Li)やマグネシウム(Mg)と同様に活性が高く、標準水素電極電位が水よりも卑である(-1.66V vs. RHE)ために、一般的な電気めっきのように水溶液から電気化学的手法により還元・析出(電析)させることが困難であることが知られている。その一方で、軽量で資源的にも豊富であり、電気・熱の伝導性に優れるなどの利点を有することから、有機溶媒などの非水系電解液を用いるなどしてAlを電気化学的手法で溶液中から析出させる手法について、古くから研究がなされてきた。本研究では、ジメチルスルホンを溶媒に用いた系について、その液の電気化学的特性や得られたAl膜の活用方法について検討を行った。電析させたAl膜は、組成や引張り強度などの点において特異な性質を有し、コーティング膜としての用途のみならず、膜単体、すなわち箔としても有用であることがわかった。本報ではジメチルスルホン系Al電解液の特性と、その活用例について紹介する。

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