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[C2-7]溶融鉛ガラスを媒介とする金属回収

稲野浩行1, 富田恵一1, 多田達実1, 広吉直樹2 (1.地方独立行政法人 北海道立総合研究機構 工業試験場, 2.国立大学法人 北海道大学大学院)
司会:西須佳宏(産総研)

Keywords:

ブラウン管ガラス,乾式製錬,鉛,リサイクル

ブラウン管式廃テレビ、PCモニターは回収され素材ごとに解体されるが、ガラス部分はディスプレィ方式のLCDなどへの急激なシフトにより再資源化が困難になっている。ブラウン管には重金属を含む特殊な組成のガラスが使われており、他のガラス製品原料としてリサイクルすることはできない。特に後部のファンネル部分には約25mass%のPbOが含まれておりPb資源としても期待されている。ガラス中のPbOは還元されやすく、還元剤、減粘剤とともに1200℃で溶融すると金属Pbとして沈殿分離し回収することが可能で、この時に他の金属が存在するとPbとともに回収することができる。この手法は、有用金属を含むプリント基板などのからの金属回収に応用が可能である。電子電気廃棄物からの有用金属回収への応用を念頭に、プリント基板に含まれるAu、Ag、Cu、Ni、液晶ガラス基板に含まれるInを対象として、鉛ガラスと各種金属を還元溶融したときに、それぞれの元素の、金属相、ガラス相への分配についてXRF、SEM、XPS等で評価し、回収の可能性について検討した。

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