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[PY-30]リン酸鉄粒子を出発原料として作製した多孔質酸化鉄粒子の形態評価および制御

中田有紀, 藤枝俊, 篠田弘造, 鈴木茂 (東北大学大学院工学研究科金属フロンティア専攻)
近年、酸化鉄ナノ粒子が凝集した多孔質粒子を得るプロセスが開発された。それは、塩基性溶液中で高い溶解度を示す鉄化合物を出発原料として用い、溶解後再析出した酸化鉄ナノ粒子の凝集体からなる原料粒子の外径を反映した多孔質粒子を得るものである。大粒径かつ均一な形態を有する出発原料を用いることにより、取り扱い容易な多孔質粒子が得られる。さらに、酸化鉄maghemiteの磁気的性質を利用して、吸脱着特性に優れた吸着材への応用が期待される。リン酸鉄・二水和物粒子(FePO4・2H2O)を出発原料に用いようとする場合、その液相合成において結晶構造の異なる複数相が同時に析出するため、均一な粒子を得ることが困難である。本研究では、多孔質酸化鉄粒子の出発原料に適したリン酸鉄水和物粒子の合成を目指し、反応溶液のpH調整による形態制御について検討した。また、リン酸鉄水和物粒子から得た多孔質酸化鉄粒子の形態評価を行った。 

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