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[1214]Proposal of novel physical concentration flow to recovery cathode materials from post-consumer mobile phone LIBs.

諏訪貴大1, 篠井希1, 宮崎寛基1, 大和田秀二1, 所千晴1, 薄井正治郎2 (1.早稲田大学, 2.JX日鉱日石金属株式会社)
司会: 今宿 晋 (京大)

Keywords:

リチウムイオン二次電池,正極材,焙焼,破砕,スクリーニング,磁選,浮選

近年,小型デバイスの普及に伴いリチウムイオン二次電池(以下LIB)の廃棄量が増加している。現状の廃LIBのリサイクルにおいて,使用済みLIBから正極材を濃縮する技術は未確立の状況にある。本研究では,Co系正極材の使用されている携帯電話用廃LIBを対象に,後段の湿式精錬工程で処理困難となるAl, Cu, C品位の低い正極材濃縮産物を得ることを目的として,焙焼→破砕→スクリーニング→磁選→浮選(あるいは浮選→磁選)の処理フローを検討した。焙焼は二段階で行い,第一段目では比較的低温・短時間で焙焼し,Al,Cuの脆化を抑えて後段のスクリーンニングでそれらを粗粒側に除去することを目的とし,第二段目では比較的高温・長時間で焙焼し,LiCoO2をCoOおよびCoに相転移させて後段の磁選でCo分を磁着物として濃縮することを目的とした。磁選では高勾配磁選を選択したが,先行研究からCo分の強い磁気凝集によりその他成分の抱き込みが激しいため,マトリクスの形状や空隙率を制御することでその改善を図った。また,浮選ではC分の除去を主目的としたが,フローとして磁選の前後のいずれに配置するのが適当かを検討した。

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