Presentation Information
[1215]Effect of co-existing elements for grain growth of magnetite in slag by slow cooling
〇戸井龍太郎1, 所千晴2, 大藏隆彦3 (1.早稲田大学大学院, 2.早稲田大学理工学術院, 3.早稲田大学)
司会: 今宿 晋 (京大)
Keywords:
スラグ,徐冷,マグネタイト
銅製錬スラグは銅製錬の際に発生する副産物であり,セメント原料やサンドブラスト材等として利用されてきた。しかし,セメント需要の減少および銅精鉱中の銅品位の低下等からスラグの発生量が更に増加しており,スラグの新たな利用先の確保が課題となっている。スラグは通常,水で急冷されるため,物理選別の適用が困難な非晶質個体として回収される。一方,過去の研究からスラグをゆっくり冷却することで,スラグが結晶化し,各成分が濃縮した相が析出することが知られている。特に本研究では徐冷処理により析出するmagnetiteに着目し,物理選別を用いて回収したmagnetiteを製鉄原料として利用すること,あるいはこのmagnetiteを微量有用成分のキャリアーとして利用することを最終目的とした。しかし,冷却速度や雰囲気,共存元素がmagnetite相の結晶性,グレインサイズといった後段の物理選別挙動を左右する鉱物学的特性に及ぼす影響は,定量的には明らかになっていない。本報では,磁選によってmagnetite相を回収するプロセスを想定し,後段の磁選に適した徐冷プロセスの構築を目指して,徐冷によるスラグ内のmagnetite相析出過程において共存元素がその鉱物学的特性に及ぼす影響を定量的に評価した結果を報告する。
<a href="http://confit-fs.atlas.jp/customer/mmij2015a/pdf/1215.pdf" target="_blank"></a>
<a href="http://confit-fs.atlas.jp/customer/mmij2015a/pdf/1215.pdf" target="_blank"></a>
