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[1505]Theoretical model of boring core deformation assuming anisotropic elasticity and its laboratory verification

三上央1, 船戸明雄2, 伊藤高敏1 (1.東北大学 流体科学研究所, 2.公益財団法人 深田地質研究所)

Keywords:

原位置応力計測,弾性変形,弾性異方性,ボーリングコア

大深度の地下にある岩体は大きな地殻応力を受けて圧縮された状態にあり,地下深部の資源開発および利用のためには地殻応力の定量的な把握が重要となる.現在のところ,大深度地下の応力評価法として水圧破砕法が最も実用的とされている.しかし,従来の水圧破砕法では坑井直交面内の最大地殻応力を評価できないという問題が指摘されている(Ito et al., 1999).一方,ボーリングによって回収されたコアの形状から,それを採取した深度の地殻応力を評価するという,コア変形法と名付けられた方法が提案されている(船戸・陳, 2005).このコア変形法は,コアさえあれば深度によらず適用できるという大きな特長を持つ.ただし,応力算定の観測値となるコア直径差は,数十ミクロン程度と微小なものであり,その程度のゆがみが弾性異方性によって生じる可能性も十分考えられる.しかし,船戸・陳(2005)の理論は均質等方な岩石を前提としており,それに基づいて弾性異方性の影響を調べることはできない.そこで本研究では,弾性異方性を考慮したコア変形の理論モデルを構築し,それに基づいてコア変形に及ぼす弾性異方性の影響を検討,および検証実験を行った.

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