Presentation Information
[2508]Phytoremediation of heavy metal-contaminated waste water in suspended and abandoned mines
○榊原正幸1, 大川佳子1, 迫田昌敏2 (1.愛媛大学理工学研究科, 2.独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構)
司会:初谷和則(JOGMEC)
Keywords:
ファイトレメディエーション,休廃止鉱山,重金属,坑廃水処理,カヤツリグサ科マツバイ
ファイトレメディエーションは植物の生理機能を活用した環境修復技術であり,様々な環境問題に活用することが提案されている。
ファイトレメディエーション技術に関する研究の多くは基礎的な植物生理学的研究であるが,鉱山廃水処理施設等の現実のサイトでの浄化には,その実施に関わる多くの課題が残されている。カヤツリグサ科ハリイ属マツバイは高い重金属耐性を有し,Cu,Zn,As,Cd,Hg,Pb,InおよびCsの超集積植物である。本研究では,国内の有害重金属に富む鉱山坑廃水のファイトレメディエーション技術に関して,マツバイの有用性および多元素吸 収能力を解明することを目的としてフィールド栽培実験を行った。その結果,マツバイは,植物の生育に適さない水質(低いpH,貧栄養)の坑廃水において,フローティング栽培法による水耕栽培で栽培可能であることが明らかになった。また,本実験において,マツバイは植物の生理機能が著しく低下する秋~冬季においても生存可能である事が証明された。このことは,マツバイが,pHが 低くかつ貧栄養の坑廃水において,水耕栽培によって生育可能であり,かつ水質改善に有効であることを示している。
<a href="http://confit-fs.atlas.jp/customer/mmij2015b/pdf/2508.pdf" target="_blank"></a>
ファイトレメディエーション技術に関する研究の多くは基礎的な植物生理学的研究であるが,鉱山廃水処理施設等の現実のサイトでの浄化には,その実施に関わる多くの課題が残されている。カヤツリグサ科ハリイ属マツバイは高い重金属耐性を有し,Cu,Zn,As,Cd,Hg,Pb,InおよびCsの超集積植物である。本研究では,国内の有害重金属に富む鉱山坑廃水のファイトレメディエーション技術に関して,マツバイの有用性および多元素吸 収能力を解明することを目的としてフィールド栽培実験を行った。その結果,マツバイは,植物の生育に適さない水質(低いpH,貧栄養)の坑廃水において,フローティング栽培法による水耕栽培で栽培可能であることが明らかになった。また,本実験において,マツバイは植物の生理機能が著しく低下する秋~冬季においても生存可能である事が証明された。このことは,マツバイが,pHが 低くかつ貧栄養の坑廃水において,水耕栽培によって生育可能であり,かつ水質改善に有効であることを示している。
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