Presentation Information
[1716]Development of polymer adsorbent for selective recovery of rare earth elements
○柿沼遼1,2, 尾形剛志1, 所千晴3, 田中幹也1 (1.産業技術総合研究所, 2.早稲田大学大学院, 3.早稲田大学)
司会:竹田修(東北大学)
磁石などに使用される希土類元素は、安定供給の面で不安があるため、供給源の多様化が望まれている。希土類元素の回収対象としては、鉱山廃水や工場排水などが挙げられる。これらは、含有する希土類元素が希薄である一方、鉄などのベースメタルが高濃度で共存している。本研究では、低濃度元素の分離に有効な吸着法に着目し、希土類元素を選択的に分離・回収する吸着剤の開発を目指している。 これまでに、シリカゲル粒子を担体とし、ジグリコールアミド酸型配位子を導入した吸着剤を開発した。この吸着剤は、希土類元素に対する高い選択性と吸着性能を示した。しかし、吸着剤のハンドリング性を考慮し、大粒径化を検討したところ、機械的強度の面から困難であった。そこで、吸着剤担体として粒径・粒子形状の制御が可能かつ、機械的強度が高い高分子粒子に着目した。本報では、高分子を担体とした吸着剤の作製条件が吸着特性に与える影響について評価した。
