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[3304]Consideration of freeze-thaw induced strain behavior of hardened cement paste

堀江諒1, 名和豊春2, 胡桃澤清文2, 森永祐加1 (1.北海道大学大学院工学院環境循環システム専攻, 2.北海道大学大学院工学研究院環境循環システム部門)
司会:所千晴(早稲田大学)
今現在、コンクリートは幅広い分野で様々な構造物に使用されており、非常に身近な材料の一つである。しかし、多様な要員で劣化が発生し、強度の低下が引き起こされる。その要因の一つに凍結融解時に発生する膨張収縮挙動が挙げられ、ひび割れやスケーリング、ポップアウト等の凍害劣化を引き起こし、氷点下を観測する地域では非常に発生しやすい機構であるとされている。凍害劣化の主な原因となりうるのが、コンクリートの主成分であるセメント内の細孔水が凍結時に発生する内部応力であると考えられており、過去に様々な研究が行われていたが原因の解明には至っていない。原因解明ができていない理由の一つとして、セメント硬化体の細孔構造が非常に複雑であり、解明に至るまでに様々な現象を考慮しなくてはならないからである。本研究では、実際のセメント硬化体における凍結融解時に発生するひずみを実験により測定し、それより内部構造や膨張収縮挙動についての考察を行った。