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[3306]The effect of the calcium leaching on chloride ion adsorption ability of the hardened fly ash cement paste
○宮本正紀1, 胡桃澤清文2, 名和豊春2 (1.北海道大学大学院工学院環境循環システム専攻, 2.北海道大学大学院工学研究院環境循環システム部門)
司会:所千晴(早稲田大学)
放射性廃棄物を処理する際にセメント硬化体を用いることが検討されており、その収着性能と低拡散性から放射性核種の外部漏洩を抑制することが期待されている。放射性廃棄物処理場では数万年という長期にわたって漏洩を抑制することが求められ、地下水への長期暴露を受けたセメント硬化体がカルシウムを溶脱することで拡散性能が変化することを考慮する必要がある。セメント硬化体の拡散性能はカルシウム溶脱による空隙量の変化のみならず、吸着性能の変化によっても変動する。また、セメントには高炉スラグやフライアッシュなどを混合した混合セメントが用いられており、それらを混合することで吸着性能が向上することが報告されている。しかし、経年劣化によるカルシウム溶脱の考慮がされておらず、本研究ではカルシウムを溶脱させたフライアッシュセメント硬化体を研究対象とした。本研究では硝酸アンモニウム水溶液を用いた浸漬法によってカルシウム溶脱を促進させたフライアッシュセメント硬化体に対して、塩化物イオン吸着量の定量と既往の吸着量予測式を基に吸着量予測式の構築を試みた。
