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[3408]Effect of NO2 in exhaust gas from an oxyfuel combustion system on the shale sample

大川浩一1, 田中恒祐1,2, 高橋亮平1, 北村優弥1, 橋本敬一郎2, 菅原勝康1 (1.秋田大学, 2.石炭エネルギーセンター)
司会:佐々木久郎(九州大学)

Keywords:

地化学反応,頁岩,酸素燃焼

石炭の酸素燃焼プロセスではN2ガスを燃焼前に分離して燃焼させるため、直接高濃度のCO2ガスを回収することが可能であるが、そのCO2回収過程において微量のNOxやSOxの不純物を含有する。酸素燃焼プロセスから排出されるCO2ガスを地下貯留層に圧入・貯留する際には、純粋なCO2ガスに加えて、含有する不純物(NO2)が地下遮蔽層に与える影響について明らかにする必要がある。そこで、頁岩を用いた地化学反応試験を行った。実験では純粋なCO2ガス、微量のSO2ガスを含むCO2ガスおよび微量のNO2ガスを含むCO2ガスを準備し、それらの結果を比較することによりNO2が貯留層岩石の鉱物溶解や地層水のpH等に与える影響を明らかにした。NO2を微量含有するガス条件で行った結果、純CO2と比較して差はみられなかった。NO2の含有量を高めると、反応開始直後は頁岩からのCa、Feの溶出量が多くなり、pHも低下したが、すぐにpHの低下は抑制されることが分かった。このことから、排ガス中のNO2の濃度が何らかの原因で短期間上昇しても、頁岩に重大な影響を与えないことが実験結果から示唆された。