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[3608]Leaching Behavior of High Arsenic Bearing Copper Ore by High Pressure Oxidation Conditions

生沼竜二1, 芳賀一寿1, 柴山敦2 (1.秋田大学 大学院 工学資源学研究科, 2.秋田大学 国際資源学部)
司会:広吉直樹(北海道大学)

Keywords:

浸出法,硫砒銅鉱,硫酸鉄(Ⅲ)

本研究では高ヒ素含有銅鉱石の処理方法として加圧酸浸出法に着目し、ヒ素含有銅鉱物として代表的な硫砒銅鉱(Cu3AsS4)中のCuとAsの浸出挙動を調査した。浸出試験では硫砒銅鉱の効果的な浸出を目的にオートクレーブを使用したほか、浸出剤として硫酸、硫酸鉄(Ⅲ)、塩酸、塩化鉄(Ⅲ)を用い、条件によっては塩化ナトリウムを添加して実験を行った。また、浸出時間、温度、圧力、浸出剤濃度を変化させ、これらの条件がCuやAsの浸出に与える影響を調査した。その結果、0.1Mの硫酸鉄(Ⅲ)を用いて160℃、容器内の全圧1MPa、1時間の浸出を行うと、Cuの浸出率は64%となり、Asの浸出率は4%となった。さらに塩化ナトリウムを0.34M添加したところ、Cuの浸出率は82%まで向上し、Asの浸出率は2%まで減少した。浸出残渣をXRD解析した結果、Asはヒ酸鉄として浸出残渣に含まれていたほか、溶け残った未反応の硫砒銅鉱の存在を確認した。その他、各種浸出剤を用いた浸出結果など、異なる条件下での浸出挙動については発表当日に報告する。