Presentation Information
[2704]Effect of crushing methods on liberation of copper and arsenic minerals from copper ore
○松岡光昭, 堀内健吾, 陳嘉, 所千晴 (早稲田大学)
司会: 林直人(産総研)
Keywords:
銅鉱石,ヒ素,単体分離,アシスト粉砕,浸出
近年、銅鉱石中の銅品位は低下傾向にあると共に、ヒ素等の不純物の濃度も増加傾向にある。本研究では、粉砕プロセスに着目し、銅成分とヒ素等の不純物成分との単体分離に効果的な粉砕方法を検討した。グレインサイズが小さく、比較的ヒ素濃度の高い難処理鉱石を対象とし、従来法であるボールミル粉砕に加えて、電気パルスおよびHPGR(High pressure grinding roll)粉砕が単体分離性に及ぼす効果について横断的に比較検討した。また、MLA(Mineral liberation analysis)やXRD(X-ray diffraction)等の固体分析手法を用いて定量的に評価した。 電気パルスやHPGRをアシスト粉砕として用いることで、銅やヒ素含有鉱物、また脈石の状態によるものの、比較的粗大な粒子での単体分離が進行した。これは粒子内の異相界面に優先的にクラックが生じたためと考えられる。また、グレインサイズが小さく物理選別が困難である難処理鉱石を想定して、各種粉砕による浸出促進効果についても横断的に比較検討を行った。機械的処理により銅鉱石の形態変化が観察され、浸出特性の向上が確認された。
