Presentation Information

[3307]Evaluation of Artificial Effects to River in Abandoned Mine Area Using Statistical Analysis

澤山兼吾, 山田亮一, 土屋範芳 (東北大学 環境科学研究科)
司会: 大川浩一(秋田大学)

Keywords:

休廃止鉱山 重金属 河川水 統計解析

重金属及びヒ素による水質汚濁及び土壌汚染は従来より大きな環境問題であり、特に鉱山開発はこれらの問題の元凶の一つとなっている。重金属の排出源及び排出量の特定し、河川の重金属濃度を管理することは環境アセスメントの観点から重要である。重金属の排出源は多岐にわたるうえ、その輸送現象は複雑であるため河川の重金属濃度に対する人為的影響を評価する手法は充分には確立されていない。本研究では、鉱山域における人為的汚染を評価するシステムの開発を行い、環境アセスメント技術につなげることを目的とする。秋田県大館市の市街地から西へ10kmに位置する大比立鉱山跡及びその下流の比立内集落を研究対象とした。本研究では、河川水及びsediment試料の重金属類の含有量測定を行った。現地踏査や、鉱山開発の影響を大きく反映した水である閉鎖坑口から排出される水と河川水に溶存する重金属量比の違いから、河川の重金属量に対する各排出源の寄与を評価できることを示した。