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[3708]Recovery of the rare earth elements from HV and EV motor by using the B2O3 flux

小田嶋侑1, 工藤正美2, 昆利子2, 岩渕仁那2, 関本英弘2, 山口勉功2 (1.岩手大学大学院, 2.岩手大学)
司会: 林直人(産総研)

Keywords:

ネオジム磁石,希土類酸化物,乾式法

ハイブリット自動車HVや電気自動車EVでは駆動用や発電用のモーターとして大量のネオジム磁石が使用されている。これらのHVやEVのモーターからネオジム磁石を回収するうえでは、可能な限りモーターの解体や磁石の消磁を行わないことが望ましい。本研究では消磁していないHVとEVのモーターのローターから、B2O3フラックスを用いレアアースを回収することを試みた。消磁をしていないHVの駆動用と発電用モーターのローターとEV用駆動モーターのローターをカーボンルツボ内でB2O3フラックスを添加して加熱溶融した。溶融後の試料はレアアースを僅かに含んだB2O3相、レアアースが富化したレアアース酸化物相、レアアースを含んでいない溶鉄相の三相に分離していた。レアアースが富化した酸化物相を湿式処理することによりレアアース酸化物を回収した。HVとEVから回収されたレアアース酸化物の濃度はいずれも99.8mass%以上であった。