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[PY-09]Fundamental study of seismic emission tomography in terms of time-variant stress changes due to multiphase flow

渡邉旺智, 三ケ田均, 武川順一 (京都大学大学院 工学研究科)

Keywords:

地震波エミッショントモグラフィ

高温岩体発電やシェールオイル開発など幅広い分野で水圧破砕法が注目されているが、その亀裂生成メカニズムは難解であり、貯留層の広がりや開口幅、フラクチャー内の熱水や原油の流量などをあらかじめ予測することは難しい。そのため、生成された貯留層位置やその中の流体挙動をより高精度に把握するための技術の確立が求められている。本研究では、亀裂内の流体流動が引き起こす微小な地震波を計測することで貯留層を評価するための基礎的研究を行った。格子ボルツマン法による数値実験を行い、混相流体がフラクチャーを通過する際に壁面に与える応力変化を計算し、それによって生じる地震波を等方均質媒質仮定のもと伝播させた。その結果、生じる地震波は微小ながらも長期間のモニタリングを行うことで地下のフラクチャー位置を同定できるだけの地震波エネルギーが得られることがわかった。