Presentation Information
[PY-41]Effect of Roasting and Grinding on Sulfuric Acid Leaching Efficiency of Ni and Al from Alkaline Leaching Residue of Spent Hydrodesulphurization Catalysts
○金子直矢1, 白石舞果2, 鈴木祐麻3, 新苗正和3 (1.山口大学大学院理工学研究科, 2.山口大学工学部, 3.山口大学大学院創成科学研究科)
Keywords:
脱硫廃触媒,硫酸浸出,焙焼,粉砕,ニッケル
石油脱硫廃触媒には高濃度のモリブデン,バナジウム,ニッケルなどが含まれており、石油脱硫廃触媒からこれらレアメタルを回収する代表的な処理法にソーダ焙焼法がある。ソーダ焙焼法は炭酸ナトリウムなどを加えて,923K~1173Kで焙焼を行い,モリブデン,バナジウムを可溶性の塩にしてから温水で浸出する方法である。この方法では,ニッケルは担体のアルミナとスピネルを形成し,固体のままで浸出液には溶出せず,モリブデンとバナジウムを比較的簡単に,かつ,安価に回収できるという利点がある。しかし,浸出残渣にはニッケルがアルミナと安定なスピネル構造をとって保持されるため,酸浸出による湿式製錬法ではニッケルを効果的に回収できず,現在ではフェロニッケルの原料として一部が利用されているのが現状である。
本研究では,ソーダ焙焼法により使用済み脱硫触媒からモリブデンとバナジウムを選択的に浸出した後のアルカリ浸出残渣が重要なニッケル資源であることから,ニッケルの回収を目的として,焙焼および粉砕がニッケルをアルミニウムの硫酸浸出性に与える影響について系統的に検討した。
本研究では,ソーダ焙焼法により使用済み脱硫触媒からモリブデンとバナジウムを選択的に浸出した後のアルカリ浸出残渣が重要なニッケル資源であることから,ニッケルの回収を目的として,焙焼および粉砕がニッケルをアルミニウムの硫酸浸出性に与える影響について系統的に検討した。
