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[3301-10-10]Synthesis of porous iron oxide from spherical iron phosphate and its adsorption property

Takahiro Osawa1, Hirokazu Okawa1, Kozo Shinoda2, Takahiro Kato1, Katsuyasu Sugawara1, Shigeru Suzuki2 (1. Akita University, 2. Tohoku University)
司会: 飯塚淳(東北大学)

Keywords:

arsenic,environmental purification material,synthesis,ultrasound,porous iron oxide

γ-Fe2O3微細結晶の凝集体から形成される多孔質酸化鉄が報告されている。この材料は,原料粒子であるスコロダイトやストレンジャイトをアルカリ処理することで得られる。注目すべきは,処理前後において原料粒子の形状を維持することである。そのため,粒径の大きな粒子を出発原料とすることで良好な沈降性と高い比表面積を両立した粒子が合成可能である。これはアルカリ溶液中で原料粒子が表面から内部にかけて溶解するとともに,即座に析出するためと考えられている。よって, 原料粒子としては表面から中心までの距離が一定である球形が望ましいと考えられる。現在報告されている原料粒子はすべて結晶性粒子であるため,球状として合成することは困難である。従ってストレンジャイトと同じ組成を持ち,球状として生成するアモルファス燐酸鉄の合成を検討した。またそれを原料とした多孔質酸化鉄の合成を検討し, その砒素吸着性能を評価した。アモルファス燐酸鉄は既報では二価鉄と燐酸を混合した溶液を酸化することで合成されているが粒径が1 µm 未満と小さい。そこで本研究では超音波照射による酸化作用及び微細粒子の溶解析出により,粒子の成長を促すことを検討した。