[1101-10-10]How we can handle the high-risk by-products in non-ferrous smelting
○Takahisa Omata1(1. IMRAM, Tohoku University)
Chairman: Atsushi Muramatsu (Tohoku University)
Keywords:
Arsenic,Cadmium
非鉄素材産業では鉛, 砒素, カドミウムなど、有害物質に分類される素材が副産物として製造される。近年、各種製品中でのこれら素材の使用量の削減が求められ、またそれらの代替を目指した国家プロジェクトも進められ、その使用量は今後より一層減少していく。一方で、原料鉱石の品質低下に伴い砒素やカドミウムの含有量は増加する傾向にある。すなわち、前記高リスク素材の生産量は使用量とは逆に今後増加していく状況にある。非鉄素材の製造を継続するために、我々は今これら高リスク素材の取扱いを真剣に議論する時期にある。本講演では、高リスク素材の終の棲家の一つとして、高リスク素材のみが持つポテンシャルを活用した機能性材料の開発を提案し、この開発を進めるにあたって目の前にあるいくつかの課題について議論したい。
