MMIJ Annual Meeting 2018

MMIJ Annual Meeting 2018

Mar 27 - Mar 29, 2018The University of Tokyo
MMIJ Annual Meeting
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Mar 27 - Mar 29, 2018The University of Tokyo

[1401-09-02]Comparison of removal mechanism between selenite and selenate by Green Rust

○Aina - Onoguchi1, Tetsuhou Yo1, Abdullah Al Mamun1, Giuseppe Granata1, Chiharu Tokoro1(1. Waseda University)
司会:芳賀 一寿(秋田大学)

Keywords:

Green Rust,Selen,XAFS analysis,Oxidation-Reduction,Adsorption

セレン(Se)は、4価(Se(IV))と6価(Se(VI))の形態があり、どちらも水酸化物共沈法などの汎用的な方法による処理が困難な有害元素として知られている。これまでSe(VI)の効果的な除去方法は知られていなかったが、近年の報告よりGreen Rust(GR)の高い還元能力がSe(VI)除去に効果的であることが判明した。しかしながら、Se(IV)に対するGRの除去特性は詳細に解明されていない。

そこで、本研究ではSe(IV)およびSe(VI)を対象として、GRによる除去の機構をpH8と9で比較した。分析は、ICP-AESおよびSe端またはFe端のXAFSを中心とした。Se(IV)の場合、pH8では吸着反応のみにより除去されていることが確認され、対してpH9では吸着反応だけでなくSe(IV)の還元反応も発生していることが示唆された。この還元反応に伴いGRはGoethiteへと酸化していた。また、Se(VI)の場合はpHによらずSe(VI)が還元されており、それに伴ってGRはMagnetiteおよびGoethiteに酸化していた。
上記の酸化還元反応におけるSeとGRの電荷の放出、受取量が等しいことから、Seの還元反応はすべて、スラリー状であるGRのみを相手に発生した固相反応であると示唆された。また、授受された電荷量はSe(IV)よりSe(VI)のほうが多くなった。これはSe(VI)還元反応の標準酸化還元電位がSe(IV)より小さいため、反応が促進されたと考えられる。