MMIJ Annual Meeting 2021

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Mar 8 - Mar 10, 2021Online
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Mar 8 - Mar 10, 2021Online

[1K0101-07-05]Ni concentration in serpentinites from Latowu area in Sulawesi Island, Indonesia

○TERUI YUYA1, Tsubasa Otake1, Tsutomu Sato1, Sufriadin .2(1. Hokkaido University, 2. Hasanuddin University)
Chairman:Tatsu KUWATANI (JAMSTEC)

Keywords:

serpentinite,nickel deposit,Indonesia,dunite

インドネシアでは超苦鉄質岩の風化作用によってニッケルラテライト鉱床が形成され、重要なニッケル資源となっている。一般的にニッケルラテライト鉱床は母岩の組織を残した弱風化層であるサプロライトに濃集することが知られているが、本研究対象であるインドネシア・スラウェシ島南西部のラタウ地域にみられる超苦鉄質岩の一種である蛇紋岩は、その母岩中にもニッケルが高濃度に含まれている。本研究の目的はラタウ地域のニッケルラテライト鉱床内における母岩中の高ニッケル品鉱石の分布や岩石学的および鉱物学的な特徴も明らかにすることである。地質調査の結果、ラタウ地域の母岩は強い蛇紋岩化を受けているが、その組織から蛇紋岩の原岩は主にかんらん石からなるダナイトとかんらん石と輝石を含むハルツバージャイトであると考えられる。採取試料の化学組成分析の結果、ダナイト由来の蛇紋岩に4.4wt%程度のニッケルを含む高品位鉱石が存在することが明らかになった。また、顕微鏡観察の結果、ニッケル含有鉱物として、蛇紋石、ペントランド鉱、鉄・ニッケル合金などが確認されたが、高品位ニッケル鉱石中のニッケルはほとんどが蛇紋石にホストされていた。