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[3K0301-11-10]Sequential Separation of Pt(IV), Rh(III), and Pd(II) Utilizing Difference in Formation Speed of Ionic Crystals

○Yuki HATA1, Kazuya MATSUMOTO1, Hiroshi KATAGIRI2, Mitsutoshi JIKEI1 (1. Akita University, 2. Yamagata University)
Chairman:Wataru HAREYAMA (Iwate University)

Keywords:

Platinum group metals,Ionic crystal,Primary diamine,Selective precipitation

白金族金属は希少価値の高い金属として知られており、自動車排ガス浄化触媒としてパラジウム(Pd)、白金(Pt)、ロジウム(Rh)が用いられている。使用済み触媒からそれら金属をリサイクルする際、特定の金属を選択的に分離回収することが求められるが、Rhは選択的な回収が極めて困難であり、PtはPdやRhに優先して選択的に回収することが困難である。本研究では、脂肪族第一級ジアミンを沈殿剤として利用し、金属含有塩酸溶液からのRh、Pt、Pdの相互分離回収について検討を行った。第一段階としてPd、Pt、Rhを含む塩酸溶液に脂肪族第一級ジアミンを加えて振とうすることにより、Ptのみを沈殿として回収することに成功した。その後、第二段階として、ろ液に対して脂肪族第一級ジアミンを添加して振とうすることにより、Rhのみが選択的に沈殿回収された。残りのろ液にはPdのみが溶存していた。つまり、脂肪族第一級ジアミンを用いることでPt、Rh、Pdをこの順番で逐次分離することに成功した。詳細な構造解析を行った結果、逐次分離回収を達成できたのはRhやPtが脂肪族第一級ジアミンとイオン結晶形成する際の速度差が鍵になっていることが明らかとなった。