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[2K0206-17-10][Student presentation:Master's Course] Selective Recovery of Rhodium from Mixed Metal Solutions Using a 4-Aminobenzophenone Derivative as an Extractant

○Ryota Aoki1, Kazuya Matsumoto1, Mistutoshi Jikei1 (1. Akita University)
Chairman:Mayumi ITO (Hokkaido University)

Keywords:

Platinum group metals,Rhodium,Extraction,Extractant,Automotive catalyst

ロジウムは産業上重要な白金族金属であり、白金およびパラジウムと共に自動車排ガス浄化触媒に用いられる。ロジウムはリサイクル工程において優先的な回収が望まれるが、ロジウムを優先的かつ選択的に回収する実用的な方法は未だ確立されていない。本研究では、4-アミノベンゾフェノンにドデシル基を導入した誘導体を抽出剤として用いたロジウム選択回収について検討を行った。パラジウム、白金、ロジウムを各1 mM含む8 M 塩酸溶液に、抽出剤およびクロロホルムを添加し、振とうした。有機相を取り出し、8M塩酸溶液で2回洗浄を行ったところ、ロジウムが94%、それ以外の金属は5%未満というロジウム選択的な抽出が達成された。また、有機相中のロジウムは、水により定量的に逆抽出されることが判明した。白金族金属に加え、ベースメタルやランタノイドを含む自動車触媒浸出模擬溶液を用いて回収実験を行ったところ、ロジウムのみを高効率・高選択的に回収でき、本研究で用いた抽出剤はロジウム選択回収に有効であることが示された。ロジウムに対する抽出剤の添加量を変化させた抽出実験より、ロジウムと抽出剤が1:14となる構造を形成してロジウムが抽出されることが判明した。