[1K0107-09-02]Ventilation shaft lining design and installation in an underground confined space
○Hiroto Yamashita1, Naoya Inoue1, Shinya Takemoto1, Yasunori Yano2, Masashi Uchida2, Toyoshi Kashima2, Yoshiharu Syouno2(1. Sumitomo Metal Mining Co., Ltd., 2. Sumitomo Mitsui Construction Co., Ltd.)
司会:羽柴公博(東京大学)
Keywords:
ventilation shaft,lining,Hishikari Mine,winding pipe,plastic grout
菱刈鉱山は、鹿児島県伊佐市に位置する浅熱水性鉱脈型金銀鉱床の坑内掘り鉱山である。鉱脈には温泉を伴うことから、開山当初より温泉水位以下に抜湯室を設け、鉱脈中の温泉抜湯を行っている。さらなる深部開発のため、2012年より海抜-80MLに新抜湯室を建設するプロジェクトを開始した。新抜湯室の熱環境改善のために坑内通気立坑を開削したが、孔壁からの温泉水滲出や孔壁の剥落が確認されたため、立坑の恒久的な維持のための孔壁の保護方法を検討することとなった。種々検討の結果、立坑内への管体挿入による孔壁保護方法(ライニング工法)を採用することとしたが、必要通気量が確保可能な立坑径を維持し、坑内での作業空間の制約や温泉水滲出などの特殊条件にも対応が必要であったことから、こうした分野で多くの知見・技術を有する三井住友建設株式会社と共同で本工事を進めた。施工性および恒久性を考慮した管体や裏込め材の選定、坑内閉塞空間における管体設置方法の検討などを行った他、地上において実規模での事前施工試験も実施し坑内での本施工に備えた。実施工では想定外の事態も発生したが、都度現場で柔軟に対応しながら計画通りに工事を完工した。
