[1K0301-10-09][Student presentation: Doctoral course] Treatment of carbonaceous refractory gold ores using laccase-mediator system
○Diego Mendoza1, Kojo Konadu1, Ikumi Suyama1, Cindy1, Keiko Sasaki1(1. Kyushu university)
Chairperson : Mitsuaki Matsuoka (Kansai University)
Keywords:
carbonaceous gold ores,enzyme treatment,laccase,gold recovery
金鉱石のうち金粒子が硫化鉱物内にとじこめられているものを難処理金鉱石といい、さらに炭素質頁岩を伴う鉱石では、金抽出の王道であるシアン浸出工程において、金シアン錯体が炭素分に吸着し、現行の処理法での金回収率は30-70%の損失をもたらすため、超難処理型金鉱石(double refractory gold ores , DRGO)と分類されている。DRGOは、一般金鉱石よりも金品位が高いにもかかわらず、炭素質と硫化鉱物の単体分離性が乏しいために一般的な浮遊選鉱法に向かず、回収損失効果もあいまって、経済的開発の対象外となっている。しかしDRGOの分布は五大陸に渡って点在し、その金資源量は、世界の全金生産量の数分の一に相当するという試算もあり、大気汚染を伴わずにDRGOから金を回収するハイドロメタラジーには、いまや世界規模でのニーズがあるといっても過言ではない。著者らは、炭素質金鉱石からの金のシアン浸出法の前処理として、硫化鉱物の分解と炭素質の酵素分解による温和な条件の逐次処理について研究を進めてきた。本研究では、鉱石中の炭素質の酵素分解反応を前提とする場合には、前段となる硫化鉱物の分解に鉄酸化菌による生物処理ではなく、化学浸出が適していることを明らかにした。
