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[2305-19-05][Student presentation: Master’s course] Effect of Na2CO3 fusion treatment on leaching of low grade aluminum dross

○Tomoya Toyokuwa1, Rituki Hasegawa1, Takahiro Inoue1, Mitsuaki Matuoka1, Norihiro Murayama1, Takehito Hiraki2 (1. Kansai university, 2. Tohoku university)
Chairperson: Takaaki Wajima (Chiba University)

Keywords:

aluminum dross,alkali fusion,wet process,leaching

アルミニウムドロスとは、アルミ製品のリサイクル工場にて融解や加工の際に発生する副産物である。特に、金属アルミニウム含有量が低い低品位アルミニウムドロス(低品位ドロス)は、全く利用価値がない。当研究室では、低品位ドロスの減容化、無害化および再資源化するための湿式処理プロセスを検討している。この方法では、低品位ドロスに含まれる様々なAl化合物を可溶性物質に変換し、後の工程で水溶液中にできる限り溶かし出すことが鍵となる。
本研究では、低品位ドロスの浸出前にアルカリ溶融処理を施すことにより、浸出率を向上させることが狙いである。低品位ドロスとNa2CO3の混合物に加熱処理を行うことにより、アルミニウムドロスの危険性や有害性の原因物質であるAl, AlNを溶解、加水分解するとともに、可溶性のNaAlO2を生成させることを試みた。具体的には、850~1200℃にてNa2CO3溶融処理を行った後に、水による浸出操作を行った。得られた浸出残渣に対して、結晶性物質の同定や表面構造の観察を行った。低品位ドロスの浸出特性におよぼすNa2CO3溶融条件の影響について報告する。