MMIJ Annual Meeting 2025

MMIJ Annual Meeting 2025

Mar 12 - Mar 14, 2025Chiba Institute of Technology, Tsudanuma Campus
MMIJ Annual Meeting
MMIJ Annual Meeting 2025

MMIJ Annual Meeting 2025

Mar 12 - Mar 14, 2025Chiba Institute of Technology, Tsudanuma Campus

[2K0101-08-08]Effectiveness of surface wave exploration on evaluating the stiffness of soilbag roadbeds

○Natsu Nishimura Nishimura1[Student presentation: Master’s course], Junichi Takekawa1, Ryunosuke Kido2, Shuuhei Mitsutani3, Shigeru Maruo3, Airu Sato3(1. Kyoto University, 2. Hiroshima University, 3. Obayashi Road Corporation)
Chairperson: 濵中 晃弘(九州大学)

Keywords:

Soilbag,Surface Wave exploration,S-wave velocity

土のうを用いた道路の建設および修繕は、環境負荷が低く、低コストで修繕が容易である点で持続可能性が高く、主に発展途上国で注目されている。この方法は、土のう袋と現地土を利用し路盤を構築するものである。しかし、土のうを用いる方法は簡単に施工できる一方で、施工時の締固めによる強度のばらつきが安全面での課題となる可能性がある。表面波探査試験では土壌の剛性と強い関係を持つS波速度の深度分布を推定することができるため,土のう層の剛性を調査するためには表面波探査試験が有効な手法の一つと考えられる。しかし、土のう路盤は小型の土のうが集合したものであり、密度が不均一である。そのため、土のう層における地震波の伝播特性は十分に解明されておらず、このような異質な層を評価する際の表面波探査法の有効性も明確ではない。そこで、本研究では土のう路盤を含めた多様な硬度の路盤に対し表面波探査試験を実施し、その妥当性を検討した。また、時間経過による土のうの硬軟の変化を表面波探査により非破壊で可視化し、土のう路盤の効果を検討した。