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[3K0408-16-01]Survey and discussion on municipal waste incineration bottom ash recycling and the role of the cement industry in Japan and Europe
○Hirofumi Sakanakura1, Takeru Sugisawa2, Tsuyoshi Aketo2, Takaaki Ogami2, Yasuyuki Ishida2, Kosuke Kawai1, Rokuta Inaba1, Masahiro Osako1 (1. National Institute for Environmental Studies, 2. Taiheiyo Cement Corporation)
Chairperson: 上田 高生(産総研)
Keywords:
Cement Production,Waste Utilization,Circular Economy,Europe,Incineration Bottom Ash
サーキュラーエコノミーの実現において、セメント産業は廃棄物や副産物を原料として利用することで重要な役割を果たしている。代表的な廃棄物である都市ごみ焼却主灰の主要なリサイクル手法として、日本では、セメント原料代替が進んでいる。本調査では、欧州における都市ごみ焼却主灰のリサイクルの現状を調査するとともに、日本と欧州各国とのセメント産業が担っている役割の相違に着目し、廃棄物処理の政策や実態等を比較整理した。都市ごみの焼却処理は、日本では廃棄物を無機化する衛生処理として発展し、近年は災害時も含めた電力源としても期待されているのに対し、欧州では、特に北欧において、重要な熱エネルギー源として古くから利用されている。人口一人あたりの焼却量は日本と欧州は同じレベルにある。主要な残渣である焼却主灰については、欧州では日本と同様にセメント原料代替として利用されている国は限られており、ほとんどの国はエージング後に建設資材として直接的にリサイクルしている。リサイクル率は、日本の溶融スラグ化を含めても、欧州の方が上回っている。焼却主灰リサイクルのための基準項目や試験方法は、国によって様々である。
